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東日本大震災から9ケ月目(2011.12.11)に開催した東北復興応援チャリティー・コンサートTama・Tokyo Action~冬の章~に参加した4団体(OH!ジーンズ(主催)/エスニック・キッチンROSSA/日本の踊りを習う会)は、その後も、それぞれの音楽活動を通じて、復興応援に取り組んでいます。

OH!ジーンズと日本の踊りを習う会が、東北応援CDを作りました。
エスニック・キッチンが結成5周年を記念して、東北応援CDを作りました。
東北応援CDについてのご報告~売上金全額を「仙台つどいの家」に復興義援金として寄付しました

プログラム [★Tama・Tokyo Action 冬の章とは]

第一部:世界各地の民族音楽の要素を取り入れた創作曲を中心に   
                          
■ ESSA-Hoiの演奏
「エスニック・キッチン」と「ROSSA」のスペシャル合同バンドです。
6人が奏でる篠笛、バイオリン、サックス、瓢箪笛、ギター、サズ、カホン、パーカッション(和太鼓入り)が合わさって、懐かしくて新しい深みのあるサウンドが誕生しました。

演奏: 畑中武(アルトサックス・瓢箪笛) 畑中久美子(篠笛) 木村草彦(パーカッション)
田中一夫(ギター、サズ) 渡辺かおる(バイオリン) 村上智(カホン)

作曲: 1、3、8・・・田中一夫    2・・・木村草彦
4、5、6・・・畑中久美子   7・・・レノン=マッカートニー

1.川の流れの如く(ROSSAオリジナル)
中国の大河をイメージして書いてみた曲。バイオリンが二胡を弾くようにメロディーを奏でます。最初は静かに、途中から除々にテンポが上るスリリングな展開。

2.NIGHT DANCE(エスニック・キッチン オリジナル)
中東風のエキゾチックなメロディー。さて、どんなストーリーが・・。

3.波の華(弦楽器+打楽器アンサンブル)(ROSSAオリジナル)
サズ(トルコの民族楽器)のために作った曲。トルコの曲には変拍子が多いので、この曲でもところどころに10拍子のフレーズを取り入れてみました。波の花は、ふるさと能登の海の冬の風物詩、激しいリズムで岩に砕け散る波を表しました。

4.時の回廊(管楽器+打楽器アンサンブル)(エスニック・キッチン オリジナル)
史跡を巡ると、ひとつ、またひとつと時の扉が開かれます。

5.泉に来たりて(篠笛ソロ)(エスニック・キッチン オリジナル)  
組曲「武蔵まほろば」より、それぞれの心を映す真姿の泉(ますがたのいずみ)にちなんだ曲。

6.異国風の踊り(エスニック・キッチン オリジナル)
仏教とともに、シルクロードの道筋の様々な文化が押し寄せた奈良時代。天平寺院の法会で奉奏されたという大陸風の音楽と踊りをイメージ。

7.ノルウェーの森
民族音楽的テイストの名曲、ビートルズ・ナンバーより

8.フェリアフェスタ(ROSSAオリジナル)
スペイン、アラブ風の曲。終盤は10拍子になり、激しく盛り上がります。


第二部:東北地方の伝承曲を題材とした演奏と歌と語り                   
 
■ OH!ジーンズの歌と演奏
1.ドヤ節~遠島甚句~斎太郎節(宮城県)・・・歌:沼下実
松島港あたりで漁船が出漁する時に大漁を祈念して唄う予祝唄「ドヤ節」は“歌い手”に“掛け声”が答える力強いアカペラのコール&レスポンス。復興への祈りを込めて。

2.秋の山唄(宮城県)・・・・・・・・・・・・歌:飯田政子
奥州涌谷の箟岳(ののだけ)の山の神に五穀豊穣を祈る唄。

3.新相馬節(福島県)・・・・・・・・・・・・歌:沼下実
はるか彼方の故郷や、遠い空の下にいる人を想う唄。

4.津軽タント節(青森県)・・・・・・・・・・歌:大畠良則
秋田の“藁(わら)打ち唄”に津軽三味線の伴奏を取り入れて賑やかな“騒ぎ唄”になったもの。夫婦の複雑な関係を唄った愉快な歌詞です。

5.沢内甚句(岩手県)・・・・・・・・・・・・歌:飯田政子
“沢内三千石 お米の出処 升で量らねで 箕で量る”
盆地ながらも南部藩の“隠し田”といわれた米所を誇る華やかな曲調。しかし寒冷地では米所ゆえに冷害の打撃は大きく、藩に納める“おこめ”が足りずに“およね”をつけて納めた悲話が歌い込まれています。

6.南部牛追い唄(岩手県)・・・・・歌:沼下実
沢内地方でとれた米を牛の背にのせ、南部藩の米蔵のある盛岡などに運ぶ道中、牛方たちが歌ったもの。華やかな曲調の沢内甚句とは対照的な浪々とした曲調ですが、共通の歌詞も多く歌われます。

■ 語りと音楽 奥州藤原三代の物語「平泉の夢」
「日本の踊りを習う会」による、岩手県衣川村の神楽歌と太鼓の演奏に続いて、物語りがはじまります。
安倍貞任~奥州藤原三代と義経~松尾芭蕉~現代の世界遺産登録までの歴史ロマンを紐解き、「東北の心」をたずねます。物語と挿入曲は「OH!ジーンズ」による創作。この舞台のための書き下ろしです。

文・語り:飯田政子
構成・作編曲:畑中久美子(曲④、曲⑤・・作編曲/曲①、曲⑥・・編曲)
即興:大畠良則(曲②「高館より」)
演奏:<日本の踊りを習う会>
畑中久美子(神楽歌と太鼓) 三村明(神楽太鼓) 三村直子(手平鉦)
<OH!ジーンズ>
大畠良則(尺八) 沼下実(三味線) 畑中久美子(篠笛・鳴り物・歌) 

・第一章 衣川村の神楽歌と太鼓  曲①衣川村の伝承神楽「み神楽」より
・第二章 高館より        曲②「高館より」 
・第三章 前九年・後三年の役~奥州藤原氏の繁栄 曲③「暗雲」
・第四章 義経と奥州藤原氏の滅亡
・第五章 松尾芭蕉        曲④「夏草や」
・第六章 平泉の今・世界遺産登録 曲⑤「曲水の宴」  
・第七章 鎮魂と再生   曲⑥神楽歌「衣川の春」衣川村の伝承神楽より

■ フィナーレ(合同演奏)
1.アメイジング・グレイス(賛美歌)・・・・・・・歌:畑中久美子
イギリスの古い民謡に歌詞がつき賛美歌となった曲。一番は英語詩をアカペラで、二番以降は、音楽で結ばれた仲間たちをイメージした日本語の創作歌詞で歌います。

2.東京音頭(作詞:西條八十 作曲:中山晋平)・・歌:飯田政子
昭和初期、東京で生まれて東京市民を熱狂させた盆踊り唄。生まれ故郷を思いつつ、東京もまた、住めば都のふるさとソング。今日の良き出会いに感謝を込めて、客席のみなさまとご一緒に。

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