東日本大震災から9ケ月目(2011.12.11)に開催した東北復興応援チャリティー・コンサートTama・Tokyo Action~冬の章~に参加した4団体(OH!ジーンズ(主催)/エスニック・キッチン/ROSSA/日本の踊りを習う会)は、その後も、それぞれの音楽活動を通じて、復興応援に取り組んでいます。
OH!ジーンズと日本の踊りを習う会が、東北応援CDを作りました。
エスニック・キッチンが結成5周年を記念して、東北応援CDを作りました。
東北応援CDについてのご報告~売上金全額を「仙台つどいの家」に復興義援金として寄付しました
OH!ジーンズ、演奏曲目と演奏順決定・通し練習(2011.10.13) [★準備日誌]
第二部をつとめる、民謡と和楽器アンサンブルの「OH!ジーンズ」は、リーダー大畠が営む鍼灸院の診療室を稽古場にしています。
毎週、月・木の夜8時半ごろから10時半まで練習しています。
第二部の前半の東北民謡6曲の曲目・曲順がやっと決まりました。
三味線という楽器は、歌い手のキーにあわせて、曲ごとに調弦をかえますが、三味線の糸はとてもデリケートで、三味線というのは調弦が狂いやすい楽器です。
低い調子から高い調子へ調弦をかえて行くのは比較的、音程が安定しますが、高い調子から低い調子にかえて行くと、演奏の途中で音程が上がってしまいます。
それで、曲順は、曲想による順番だけでなく、高い調子から低い調子にかえることがなるべくないように曲の並びを考えて行かなければなりません。これがなかなか難しいのですが、ようやく決定しました。
1.宮城の海の歌 ドヤ節~遠島甚句~斎太郎節(宮城県) 三味線:飯田
2.宮城の山の歌 秋の山唄(宮城県) 三味線:なし(歌と尺八)
3.相馬のバラード 新相馬節(福島県) 三味線:飯田
4.津軽の騒ぎ唄 津軽タント節(青森県) 三味線:沼下・飯田
5.岩手の歌 沢内甚句(岩手県) 三味線:沼下
6.岩手の歌 南部牛追い唄(岩手県) 三味線:なし(歌と尺八と篠笛とジャンベ)
曲の解説は別項であらためていたしますが、「ドヤ節~遠島甚句~斎太郎節」(宮城県・松島地方)を歌う沼下実は宮城県松島の近くの出身、そして、「秋の山唄」(宮城県・涌谷)を歌う飯田政子は涌谷の出身。
この6曲の演奏に続き、語りと音楽で綴る奥州藤原三代の物語「平泉の夢」です。
「日本の踊りを習う会」による、岩手県衣川村の神楽歌と太鼓の演奏に続いて、物語りがはじまります。
安倍貞任~奥州藤原三代と義経~松尾芭蕉~現代の世界遺産登録までの歴史ロマンを紐解き、「東北の心」をたずねます。物語と挿入曲は「OH!ジーンズ」による創作。この舞台のための書き下ろしです。
勇壮な衣川村の神楽太鼓が終わると、尺八ソロで平泉・高館から眺める田園風景を即興で。
そして語りが始まります。
語りはOH!ジーンズによる創作、語り手の飯田政子の書き下ろしです。
曲もOH!ジーンズのオリジナルで構成し、物語の最後の曲は、衣川村の伝承神楽を題材にして、歌と尺八と三味線による楽曲にアレンジしたもの。
・第一章 衣川村の神楽歌と太鼓 曲①衣川村の伝承神楽「み神楽」より
・第二章 高館より 曲②「高館より」
・第三章 前九年・後三年の役~奥州藤原氏の繁栄 曲③「暗雲」
・第四章 義経と奥州藤原氏の滅亡
・第五章 松尾芭蕉 曲④「夏草や」
・第六章 平泉の今・世界遺産登録 曲⑤「曲水の宴」
・第七章 鎮魂と再生 曲⑥神楽歌「衣川の春」衣川村の伝承神楽より
前半の東北民謡6曲と、語りと音楽「平泉の夢」をあわせて、約1時間です。
今日ははじめて、全て通しで練習しました。
「平泉の夢」の楽曲はまだまだ時間がかかりそうですが、細かいことには目をつぶり、なんとか最後まで通してみました。
コンサートまであと2ケ月、どこまで完成度を上げられるか。
頑張らねばねえ~~。
毎週、月・木の夜8時半ごろから10時半まで練習しています。
第二部の前半の東北民謡6曲の曲目・曲順がやっと決まりました。
三味線という楽器は、歌い手のキーにあわせて、曲ごとに調弦をかえますが、三味線の糸はとてもデリケートで、三味線というのは調弦が狂いやすい楽器です。
低い調子から高い調子へ調弦をかえて行くのは比較的、音程が安定しますが、高い調子から低い調子にかえて行くと、演奏の途中で音程が上がってしまいます。
それで、曲順は、曲想による順番だけでなく、高い調子から低い調子にかえることがなるべくないように曲の並びを考えて行かなければなりません。これがなかなか難しいのですが、ようやく決定しました。
1.宮城の海の歌 ドヤ節~遠島甚句~斎太郎節(宮城県) 三味線:飯田
2.宮城の山の歌 秋の山唄(宮城県) 三味線:なし(歌と尺八)
3.相馬のバラード 新相馬節(福島県) 三味線:飯田
4.津軽の騒ぎ唄 津軽タント節(青森県) 三味線:沼下・飯田
5.岩手の歌 沢内甚句(岩手県) 三味線:沼下
6.岩手の歌 南部牛追い唄(岩手県) 三味線:なし(歌と尺八と篠笛とジャンベ)
曲の解説は別項であらためていたしますが、「ドヤ節~遠島甚句~斎太郎節」(宮城県・松島地方)を歌う沼下実は宮城県松島の近くの出身、そして、「秋の山唄」(宮城県・涌谷)を歌う飯田政子は涌谷の出身。
この6曲の演奏に続き、語りと音楽で綴る奥州藤原三代の物語「平泉の夢」です。
「日本の踊りを習う会」による、岩手県衣川村の神楽歌と太鼓の演奏に続いて、物語りがはじまります。
安倍貞任~奥州藤原三代と義経~松尾芭蕉~現代の世界遺産登録までの歴史ロマンを紐解き、「東北の心」をたずねます。物語と挿入曲は「OH!ジーンズ」による創作。この舞台のための書き下ろしです。
勇壮な衣川村の神楽太鼓が終わると、尺八ソロで平泉・高館から眺める田園風景を即興で。
そして語りが始まります。
語りはOH!ジーンズによる創作、語り手の飯田政子の書き下ろしです。
曲もOH!ジーンズのオリジナルで構成し、物語の最後の曲は、衣川村の伝承神楽を題材にして、歌と尺八と三味線による楽曲にアレンジしたもの。
・第一章 衣川村の神楽歌と太鼓 曲①衣川村の伝承神楽「み神楽」より
・第二章 高館より 曲②「高館より」
・第三章 前九年・後三年の役~奥州藤原氏の繁栄 曲③「暗雲」
・第四章 義経と奥州藤原氏の滅亡
・第五章 松尾芭蕉 曲④「夏草や」
・第六章 平泉の今・世界遺産登録 曲⑤「曲水の宴」
・第七章 鎮魂と再生 曲⑥神楽歌「衣川の春」衣川村の伝承神楽より
前半の東北民謡6曲と、語りと音楽「平泉の夢」をあわせて、約1時間です。
今日ははじめて、全て通しで練習しました。
「平泉の夢」の楽曲はまだまだ時間がかかりそうですが、細かいことには目をつぶり、なんとか最後まで通してみました。
コンサートまであと2ケ月、どこまで完成度を上げられるか。
頑張らねばねえ~~。
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